「2023年発売フォントの振り返り」：特化型目的別フォントガイド #126

フォント取り扱い数 No.1のデザインポケットが、豊富なラインナップの中から一部のニーズに特化した目的別のオススメフォントをご紹介します。
今回は「2023年発売フォントの振り返り」。日々フォントのことばかり考えている当店スタッフが直感的に選んだフォントをご紹介します。

記載内容は、2024年1月19日時点のものです。最新の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

個性が光る、ゆるかわ系リアル手書きフォント

▶ねこふみフォント【ゆるてがきこむ】

書き込まれた手帳の画像がインスタグラムでも多くの反響を呼んでいる、ねこふみゆちこさんによる手書き文字をフォント化。猫たちに紙を踏まれながらもアナログで一文字ずつ書いた、ゆるくて可愛い手書きフォントです。

¥5,500(税込)

華やかさと懐かしさを兼ね備えたやわらかな丸ゴシック

▶イワタ福まるごウネル【イワタ書体ライブラリー】

人気のイワタ福まるごに追加ファミリーが登場。右上がりで華やかな書体です。装飾的な曲線を多く用いた芸術「アール･ヌーヴォー」から着想を得たデザインで、その様式は浮世絵からも影響を受けていると言われます。他にアソブ、カタル、タタズム、キザムがあります。

¥15,400～(税込)

優しい書き味が甘酸っぱい、楽フォントの大人気フォント

▶桜と少女体【楽フォント】

ゆったりした気分で、つるつるした紙に細い平筆で描かれた書体。メリハリがあり、字が右上に傾いてすっきりとしています。息をしている間に自由な感覚が生まれてくるような視覚表現力があります。

¥13,200(税込)

流れるような筆致が優雅なデザインフォント

▶DS風流【七種泰史/デザインシグナル】

古典的な落ち着き、優雅さ、時の流れをイメージした書体です。

¥16,500(税込)

法被が上下左右に揺れてハッピーなかなフォント

▶はっぴかな【RENFONT】

法被が上下左右に揺れるさまを表現した、動きが大きく斬新なフォントです。明朝体とかすかに隷書の名残り、楽しさ溢れる愉快な文字です。

¥2,640～(税込)

書けそうで書けない"へたうま毛筆"

▶だもの書体【昭和書体】

大人気の『バサころ』書体の書家、恵彩院花梢による第4弾、バサころ書体の弟分が誕生しました！

¥13,178(税込)

神秘的な月を想像させるデザインフォント

▶モトヤワルツ5【モトヤ】

ゲームやコミックといったポップカルチャーでの使用を想定して開発されました。月の満ち欠けをモチーフにした特徴的なアクセントと、全体的に少しいびつなバランスが、レトロな雰囲気と共に独特のリズム感をかもし出し、そのキャッチーな表情の中にダークな印象をも感じさせる、不思議な味わいの書体です。

¥19,800(税込)

新しく、それでいて古めかしい明朝体

▶武英Ｍ【欣喜堂】

和字書体「あずま」「ほくと」「たいら」それぞれに、漢字書体「武英」と欧字書体「K.E.Cancer Medium」を組み合わせた３書体（「KOあずま武英Ｍ」「KOほくと武英Ｍ」「KOたいら武英Ｍ」）のセットです。ちなみに、書体名は原資料の印刷地に由来しています。和字書体「あずま」は東京、「たいら」は京都（平安）、「ほくと」は札幌（特急北斗）、漢字書体「武英」は北京（紫禁城内武英殿）です。※サンプルは「あずま武英M」を使用しています。

¥16,500～(税込)