HOME > おすすめのフォント一覧 > ショウネン オト
少年漫画のあの“音”を一瞬で再現!効果音書体「ショウネン オト」
「ドガッ!バァァァン!ゴゴゴゴゴ…」少年漫画でおなじみのあの効果音や濁点、感嘆符の表現をリガチャ(合字)機能で一瞬に再現できるフォント「ショウネン オト」。
画像や動画で、こんな効果音を入れたいのに…フォントが普通すぎて雰囲気が出ない?そんなあなたにぴったり。
このフォントなら、入力するだけで少年漫画の効果音風デザインが即完成。手描き風のダイナミックなフォルム&リガチャ(合字)機能で、よりリアルな表現が可能。
動画のテロップやサムネ、漫画制作、SNS投稿など、アイデア次第で使い方は無限大。効果音フォントで、作品の「熱量」を一気にアップ!
目次
「ショウネン オト」の概要

- Mac&Win対応
- OpenTypeフォント
- 収録文字数:358文字
ひらがな・カタカナ・アルファベット・数字・記号
効果音に適した合字34種類 / 392文字
「ショウネン オト」とは?
漫画家としても活動していたデザイナーが作った、打つだけで効果音が完成するフォント

「ショウネン オト」は、兵庫県のデザイン事務所MUONの代表である吉嶺良則さんが手がけた効果音フォントです。「下描き」「ペン入れ」「ベタ・ホワイト」とアナログでのマンガ制作の流れに沿って一文字ずつデザインされており、文字を打つだけで手描きのような迫力と臨場感をそのまま再現可能です。
制作された吉嶺さんに「ショウネン オト」についてお話を伺いました。
吉嶺良則さんについて
漫画家としてキャリアをスタートし、その後プロアシスタントとしてより繊細な描画技術のスキルを培いました。少年漫画のアシスタント時代には、実際に雑誌に掲載されたこともあります。
さらにカーラッピングデザイナーとして企業のカーラッピング制作に携わり、現在はデザイン事務所MUONの代表として活動しております。
もともとフォントデザインに強い関心があったわけではなく、デザインの中で文字を加工することが多く手書き風のデザインが好みなので、自身で作字することもありました。
ロゴデザインなどでは、フォントを加工するのではなく、一から文字を作成していました。これらの経験から、漫画の効果音フォントを作ること自体はとても自然な流れでした。
漫画の技法と多岐にわたるクリエイティブな経験を活かし、世界観に深く引き込む音や感情を表現するフォントデザインを提供しております。
デザイン事務所MUONについて
私たちデザイン事務所MUONは、兵庫県丹波篠山市を拠点に"MU(無)をONにする"をコンセプトに活動するクリエイティブチームです。
漫画イラストレーター・マーケッター・フォトグラファー/デザイナーの3人が、それぞれの強みを活かしながら、デザインを通じてブランドや商品の魅力を最大限に引き出します。
ホームページURL:https://mu-on.jp
SNS:instagram.com/muon2021/
「ショウネン オト」を作ろうと思ったきっかけ

もともと「ドドドドド」などの効果音文字が欲しいと考えていました。
ウェブフォントジャパン(株)代表 片岡さんが登壇したトークイベントで、フォント制作について話を聞き、「フォントって面白そう!」と感じたことがきっかけです。
音と一致する文字が市場にほとんど存在しないことに気づき、ニーズがあると確信しました。効果音フォントが漫画の表現に大きく貢献できると考えています。
「ショウネン オト」のこだわりのポイント

手描き感を大事に
少年漫画の効果音に合う、元気で躍動感のある形状を追求。
印刷時の見栄えを考慮し、アナログ感を残す。
線の揺らぎや筆の運びを活かし、デジタルでは出せない味を出す。
収録する文字(合字含む)の選択と、配置やデザインのこだわり
「ドン」「ドドド」など、多くの人がイメージしやすい形に厳選。
文字を単に並べるのではなく、配置による多様な表現を追求。
記号や三点リーダー(…)なども、漫画の表現に合わせてデザイン。
少年漫画の世界観に寄せる工夫
漫画では使わない文字も、世界観に合わせてデザイン。
効果音としてだけでなく、文字として違和感なく使えるバランスを意識。
吉嶺さんが気に入っているところ

フォントデータ化したときの統一感
文字の勢いを損なわず、フォントとして成立していることを実感した。
効果音としてだけでなく、タイトルやロゴにも応用できる点。
シリーズ展開の可能性
「ショウネン オト」だけでなく、例えば「ホラーオト」「バトルオト」「魔法オト」などのバリエーション展開を考えている。
これにより、ジャンルごとの使い分けが可能になり、フォントの魅力がさらに広がる。
アナログならではの味
筆の運びや修正ペンでの微調整など、デジタルでは表現しきれない要素が残せたこと。
制作の様子を動画でもご紹介
CREDITS
—
Cast:YOSHIMINE
Director/Art Director:Sho Sakiyama
Camera:Akito Sakiyama
Produced by:WEB FONT JAPAN Inc. / Design office MUON
現在制作中!新作はホラー、心霊系のフォント「ウシミツドキ オト」


「ショウネン オト」に続く、効果音フォント第二弾は「ウシミツドキ オト」。デザインはMUONの吉嶺良則さん、内藤ゆうこさんのお二方による共同制作。
その名の通り、ホラー・心霊をテーマにしたおどろおどろしい雰囲気を持った丑三つ時にぴったりの効果音フォント、現在鋭意制作中です。
「ショウネン オト」の特徴
リガチャ(合字)機能搭載で、自然な濁点や文字の変化が可能

リガチャ機能により、「あ゛」のような濁点合字や感嘆符・疑問符合字、効果音合字も横書きと縦書きタイプ、すべて合わせて34種類収録。文字の流れも自然に変化し、まるで漫画のコマから飛び出したような仕上がりに。
リガチャ (合字) 機能とは?

リガチャ (合字) 機能とは、OpenTypeフォントに搭載されている機能であり、特定の文字の組み合わせを自動的に合体させて、より自然な形に変えてくれる機能です。
欧文フォントではよく使用される機能で、例えば「fi」という文字の並びの場合は「f」と「i」が一つになった合字に置き換えて見た目を調整し美しく見せてくれます。
「ショウネン オト」では、上記の図のように「ドドドド」「ドゴ」「あ゛」などを入力すると、フォントが勝手に最適な形に変えてくれます。
※リガチャ (合字) 機能を利用するには、Adobe製品などOpenTypeフォント機能に対応しているアプリケーションが必要になります。
「ショウネン オト」の使用例

「ショウネン オト」の使用許諾
使い勝手の良い柔軟な使用許諾で、チラシやポスター、商品パッケージ、同人誌などの紙媒体だけでなく、Webサイト、ロゴデザイン、YouTube用の動画や動画広告、プロモーション用動画、アプリケーションなど、ビジネス・趣味を問わず幅広い用途でお使いいただけます。

印刷 | Web | ゲーム・アプリ | 映像 | ロゴ |
---|---|---|---|---|
◯ | ◯※1 | ◯※2 | ◯※3 | ◯※4 |
※1 | フォントファイルのサーバーへのアップロードは、別途二次使用権契約とライセンス料が必要。 |
※2 | 画像化したものの使用に限ります。 |
※3 | YouTube用の動画や動画広告、プロモーション用動画での使用は、一次使用権の範囲内でご使用いただけます。 |
※4 | フォントのアウトラインデータを加工編集(字形加工)して画像化した場合のみロゴ等の商標・意匠登録を行うことが可能です。別途ライセンス費用に関しては必要がございません。 |
「ショウネン オト」の仕様


- Mac&Win対応
- OpenTypeフォント
- 収録文字数:358文字
ひらがな・カタカナ・アルファベット・数字・記号
効果音に適した合字34種類 / 392文字