昭和書体のラインナップには高解像度書体と基本書体の2種類の書体が存在します。
高解像度書体は作成時のデータを細部まで読み取ることにより、アンカーポイントを増やし、かすれ等を最大限に活かしています。アウトライン化したときのアンカーポイントを比べたのが右の図です。
もちろん基本書体が悪いということではありません。上の各書体のサンプル画像を見てわかる通り、基本書体でも十分に毛筆の味わいのある書体に仕上がっています。
OpenTypeとTrueTypeの違いを一言で言えば「形式・フォーマットの違い」です。
現在使われているほぼ全てのPCでご利用いただけるTrueTypeフォントはオーソドックスなフォント形式。一方、TrueTypeの文字数限界や互換性問題等を解決するために規格されたOpenTypeフォントはこれからの主流フォント形式です。
一般的には、OpenTypeフォントの方がTrueTypeフォントに比べて、たくさんの文字数が収録されている場合が多いのですが、昭和書体では、OpenTypeとTrueTypeでの収録されている文字数に違いはありません。お使いのアプリケーションが対応しているかなどを確認の上、使用用途に応じてお選びください。
TrueTypeフォントは、Windowsユーザーで年賀状・ワープロ・プレゼン資料」などのDTP以外のホームユース・ビジネスユースの方におすすめです。OpenTypeフォントは、プロユーザー、出力センター、Win-Mac間の互換性を求める方におすすめです。