門松、お屠蘇、桜、水引などの正月飾りやおせち、雑煮、重箱などの正月料理、富士山や初日の出といった風物詩など、さまざまなお正月のイメージをご紹介。
童謡「お正月」の謎
もういくつ寝るとお正月。お正月には凧揚げて、コマを回して遊びましょう。早くこいこい、お正月。
日本人なら誰もが知っているこの歌。よく考えると不思議がいっぱい。お正月には凧を揚げて、コマを回す。凧揚げもコマ回しもお正月限定の遊びではないはず。昔の子供たちなら一年中、ベーゴマや凧揚げで遊んでいたはず。なぜお正月の歌詞に?
この謎について調べてみると、お年玉にたどり着きました。現在、お年玉といえば金銭を指しますが、もともとはお餅でした。「歳神さま」にお供えした鏡餅を、神様からのお下がりとして子供たちに食べさせていたのが、「歳神様の魂」=「お歳魂(おとしだま)」と呼ばれていたという説があります。江戸時代にはお年玉としてお餅だけでなく、凧やコマなどを贈るようになったそうです。
その理由は、コマが回る音、凧が風になる音、人の笑い声には邪を払う力があると昔から信じられており、一年の初めにコマや凧で遊んで大いに笑い良い年にしましょうという考えがあったからです。また勢いよく回るコマのような元気な子に、凧のようにどこまでも高く昇る立派な人に、という願いも込められていたそうです。そういったわけで、「お正月には凧揚げて、コマを回して遊びましょう。」となったのです。

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